ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

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脱け出すこと


乗り慣れない妹のヴィーノで通勤中、砂利でスリップして転んでしまいました。

大きなケガはないものの、膝が砂利でぎざぎざに切れてしまい、10センチ大の「へ」の字が刻まれてしまいました。

この「へ」は、平常心の「へ」か、変革の「へ」か―


入職早々、多大な心配をかけながらも思わぬ連休をいただき、ゆっくりとここに来るまでのことを振り返りつつあります。


先週末、茨城に越してから初めて、実家とミラに戻ってきました。

24時間の短い帰省でしたが、私が今暮らしている時の流れとほとんど変わらない、ゆるやかな空間の中に身を置くことができました。


ミラの「提携の有機野菜を料理して映画を観る会」もあっというまに7回目。

総勢96人(重複者あり)が、あの場で交わってきました。

主催者でありながら、massunも私も、何かをするわけではありません。

それでも、ひとりひとりが足を運んでくるわけを、少しずつ話し始めるあの瞬間がたまりません。

来てくれるひとりひとりが、つくる会。

ひとり欠けても、ひとり増えても、違った集まりになる。


ちいさな社会みたいですね。

for blog6



さて、ここからは、東京の混み合う電車の中で手帳に書きなぐったことを、少し書かせていただこうと思います。


脱け出すこと


すれ違いざまだけではなく、後ろからでも横路からでも人の姿が見えれば挨拶を交わす常陸大宮の暮らしに馴染んでしまったからか、以前はそらしていた視線を強く向けて、あわよくば挨拶をしようとしている自分が居て可笑しかった。

金曜の夜、満員電車の中、

「この人、映画館で働いてるんだ~」

「この人は今日コンサートに行って心があったかくなってるんだな」

と、何人もの携帯メールの画面が視界に入る。

その人の顔も見ずに、日常を垣間見る。

会話を交わしたわけでもなく、そこに私とその人のコミュニケーションは無い。


下手すれば1度に7,8人の人と触れ合って揺られる満員電車。

私は、この東京という人も街も表面的には小奇麗だけれど、内在している問題の根深さや構造から与えられるストレスから脱け出したかった。

もの心ついた頃からずっと。


何かが見えなくされている。

誰も本当に大切なことは言葉にしない。

人とのかかわり方を、経験からではなくマニュアル本で習得しようとする。


東京から脱け出すタイミングを見計らいながら、この2年ほど、蛹(サナギ)でいたような感じだが、その時間があったからこそ、

「大丈夫、やっていける。」
と、心落ち着かせて前を向いて思える。

色んな命に支えられていることを感じる。


なぜ私が精神科のソーシャルワーカーという生き方を選んだのか―

歩いてきた道を振り返りながら、しっかりと言葉にしておこうと思う。


そして、次から次へと山積みになっていく学びや、身につけなければいけないことの一つ一つを、じっくり身体にたたきつけて、今の自分からは想像できないような人間になっていく可能性を持ち続けたい。

そんな胸の高揚感を抱けたのも、あそこから、東京から脱け出して、不必要な社会からのストレスを感じなくてよくなったからだ。

生まれ故郷の未来を憂いながら、緑豊かな地で学び生きよう。


for blog4


と、思い高らかになりすぎた私に、

「おいおい、先は長いぜ、しっかり地に足つけてじっくりいこうよ」


と、この膝の傷が、

「平静」

を取り戻せと教えてくれているような気がします。





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  1. 2009/04/30(木) 17:02:40|
  2. kurehaの独り言
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

落ち着いたらまた会いましょう。
私はまだ地に足つけず、
東京に来て3年目になるものの、まだまだ外的影響に驚き
そしてまだまだ振り回されている毎日です。

でも、田舎生まれ、田舎育ちだからこそ、
この混沌とした街のなかで何かを得られ、成長できると信じています。

はやく抜け出さないとね。私もね。
  1. 2009/05/10(日) 20:51:22 |
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  3. yuu #-
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