ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

タブーにこそ

スペシャルオリンピックスというものを知っていますか?

パラリンピックではありません。
パラリンピックはオリンピックの後に行われる身体障害をもつ人たちのスポーツ競技大会。
これは、テレビでも取り上げられてるから、だいぶ知られている。

スペシャルオリンピックスというのは、知的障害をもつ人たちのスポーツ競技大会(をサポートしている国際組織)のこと。

スペシャルオリンピック「ス」という風に複数形で表されているのは、大会に限らず、日常のスポーツトレーニングから世界大会まで、あらゆる活動が年間を通じて、世界中でおこなわれていることを意味している。

からだの障害がある人のオリンピックがあるなら、知的障害がある人たちのオリンピックがあるのも自然なんじゃないかと思う人もいるでしょう。
それでもやっぱり、知的障害は一人一人、障害のあり方が異なっていて、スポーツで順位を競うということは難しいんじゃないかと思う人もいるでしょう。


スペシャルオリンピックスの目的は、
①さまざまなスポーツトレーニングと競技の場を提供し、
②参加したアスリートが健康を増進し、
③勇気をふるい、
④喜びを感じ、
⑤家族や他のアスリートそして地域の人々と、才能や技能そして友情を分かち合う機会を継続的に提供すること。


そんな希望溢れたスペシャルオリンピックスに、障害をもっていると装って大金を稼ぐために出場する男が主人公の映画。

リンガー!替え玉☆選手権

邦画タイトルはB級だけど、中身は思った以上に親しみやすく、観た後には爽快感で胸がいっぱいになった。

不謹慎だと思いますか?

実際に観てみたら、モラルもなにもなく、笑ってしまうと思います。


舞台は、アメリカ。
友人の大怪我を治すお金を得るために、叔父にすすめられてスペシャルオリンピックスに出る主人公。
「レインマン」や「フォレストガンプ」、「アイ・アム・サム」を観て研究をし、知的障害者ジェフィー・ダミーという人格に成りすまし、大会に出場するも、選手村で他の選手たちにあっけなく嘘つきだ!と見破られてしまう。
他の選手たちは、みんな実際に障害をもつ人たちが、それぞれの個性をそのまま出して出演している。
6人の選手たちは、CMやテレビに引っ張りだこで、いつも優勝しているいけ好かないジミーを負かすため、主人公を特訓し、決勝の日を迎える・・。


知的障害をもつ友人たちと一緒に笑いながら観たくなる映画だ。

ぜひともご覧あれ。
シアターN渋谷
~5/18(金)
11:00/19:00
他、中川コロナワールド(愛知)、ユナイテッドシネマキャナルシティ13(福岡)にて上映


最近、障害者専用のデリヘル嬢をしていた人の本を読んだ。
前々から気になっていた障害者の性。

福祉なんて、心も身体も清らかなイメージ(最近は老人介護など大変さもたくさん見えてきたけど)なんて思ってたら、とんでもない。
実際は、きれいごとなんて1%も通用しないかもしれない。

障害に限らず、タブーとされていることにこそ、日常の思い悩み、葛藤、欲、情などの人間臭さが凝縮されている。

生きるために罪を犯し続け、居場所のない社会から刑務所での暮らしに安堵を覚える知的障害者たちのことを書いた「累犯障害者」(山本譲司 新潮社)という本も買った。

きれいごとだけじゃ済まない彼らの世界。
それは、イコール私たちの世界でもある。

障害をもつ者にも、もたない者にも、様々な人がいて、分け隔てて考える必要はないとも思う。

でも、障害が毎日の生活と密接にあるからこそ、それを見つめることから逃れられない人生。
障害を通して、アイデンティティを獲得することを、強い圧力で課せられる。
それから逃れるのにもまた、とてつもないエネルギーが必要で、その力はその人間自体を荒廃させてしまうおそれがある。

彼らの苦しみは、彼らの苦しみでしかなく、
私の苦しみは、私の苦しみでしかない。

けれど、お互いの存在を許し合うことができれば、その苦しみは和らいでいく。

この世界で彼らと共に生きていることを知ろう。

その上で、自分を見つめなおしてみる。



同じ大地で、同じ空気の中で、存在しているすべての愛しい人間たち、対話をしようよ。

komorebi2.jpg



スポンサーサイト
  1. 2007/05/14(月) 11:38:55|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<消費と政治 | ホーム | ただいま>>

コメント

しゃ!
  1. 2007/05/15(火) 14:02:58 |
  2. URL |
  3. tadasu #-
  4. [ 編集]

kurehaへ

ただす、気合十分だね(笑)

「リンガー!替え玉☆選手権」観たよ☆
すごく良かった。障害を持つ人々から学ぶことは多いなぁ。
対話したいなぁ。
爽快!でした☆
  1. 2007/05/17(木) 22:46:14 |
  2. URL |
  3. massun #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://hitonokazudake.blog17.fc2.com/tb.php/227-fe72fc19
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。