ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

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塩≠塩化ナトリウムという現実

3月のはじめ、友人たちと伊豆大島を訪れた。
久しぶりの船の旅で、海の風を感じながら、大学生活4年間を想った。
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大島の浜は、真っ黒い。
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火山の中心から、何億年もかけてさらさらの砂になった砂たちだからだ。
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大島には、海の精という天然塩をつくっている工場がある。


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我が家には、母が興味本位で買った何種類かの塩があるが、その一つ、インカの天然塩の瓶の中に結晶ができていた。
その結晶は、角ばってはいたものの、小学校のとき、顕微鏡で見たサイコロ型(正六面体)ではなかった。
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NOwarYES in 織座合宿のコンサートで歌ってくれた女性が、塩の話をしてくれたとき、「血ってなめたらしょっぱいでしょ」と言ったのが印象的だ。

血も汗も、私から出る液体はみんなしょっぱい。

そっかぁ。塩って私の身体の一つの要素なんだと思ったら、それがイコール塩化ナトリウムという私の中の教養に違和を感じるようになった。

確かに、中学、高校で塩=塩化ナトリウムと習った。

しかし、それは決して「=」ではなかったんだと、身体で感じた瞬間だった。

1972年に塩田が全面廃止されてから、昔ながらの伝統的な製法で塩を作っている人もほとんどいなくなったようだけれど、私たちが山の上から見た大島の海の精の工場では、古代から行われていた太陽熱や風力などの自然エネルギーを利用する伝統製法を次の世代につなげている。

医学博士や理学博士を含む少数の人たちは“食用の塩が純度の高い塩化ナトリウムになることが、健康に危機を及ぼす”と訴え、塩田が廃止された後、有志で自然塩づくりを続け、専売制のしかれた中で、再製自然塩として、専売塩とは違う商品として世の中に広めたそうだ。

海水には、ナトリウムだけではなく、70種類のミネラルが含まれている。
それなのに、ナトリウムだけを取り出して、食塩とし、小さい頃から身体に取り込んでいたら、どうなるんだろう。

きっと、知らないうちに、私たちは捨てられたミネラルを欲していくんだろう。
私たちの身体がまだ生物として土や水に帰ることができる身体であれば。

9条の平和主義がしっくりこない自衛隊の在り方、生き物として地球に産み落とされた人間の自然ではないモノに囲まれた生き方、これらは、あまりにも噛み合っていない。

理想を追い続けるのか、現実に合わせるのか。

それは、現実的ではない、現実はこうだ。

現実って何だ?


一人の人間の中にも、たくさんの現実が錯綜して在る。

それら一つ一つに向き合って生きることができていれば、こんな噛み合わせの悪い現実にならなかったんじゃないかと思う。


理想を追い続けるのか、現実に合わせるのか。

どちらが次世代に誇りを持って、地球での暮らしを受け継いでもらうことができるのか。


まずは、自分の汗や血を舐めてみよう。
身体の中の塩化ナトリウムを、海水塩(自然塩)に取り替えたら、今の世界が今見えているのとは違う世界に見えてくるかもしれない。

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  1. 2007/03/01(木) 15:53:45|
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