ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

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祭り

10月8日。
ここは、九州、熊本。


東京はだいぶ涼しくなってきていたけれど、九州はまだ陽射しが強く、少し歩くと気持ちのいい汗がにじむくらいの気候だった。
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菊地市木護でひらかれる祭りに参加するため、massunと合流するため、「木を植えましょう」の著者・正木高志さんの暮らす場所に行ってそこに集まる人たちと出会うため、私は歩いた。ひたすら歩いた。
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木護という集落は、菊地渓谷の途中を山の中に入っていったところにあり、9月にバスが廃止されてからは徒歩約4時間半の道を歩くかヒッチハイクして行くかしかたどり着く方法がない。

ヒッチハイクもいいけれど、あまりにいい天気だったので私は歩くことにした。まぁ、歩いていればいつかは着くし、大きなキャリーケースを背負って自分がどこまで歩けるか試してみようと思った。

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途中、廃校になった小学校や、稲刈りを終えた田んぼの前で休憩しながら、3時間半歩いて残り6キロは通りすがりのおじさんに乗せていってもらった。
おじさん、ありがとう。
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その夜の祭りは、各地からいろんな人が集まり、わきあいあいと炎を囲んで神秘的だった。岐阜の盆踊りを踊り終わった直後に、月が昇ってきたあの瞬間をみんなと共有したことは忘れない。
満月が少しだけ欠けた月の引力に惹きこまれるように自分の中からとても透き通った気持ちがこみ上げてきた。
自分の身体が自然の一部に帰った瞬間だった。


その夜と翌日、正木さんのお宅に泊まってゆっくりと時を過ごした。
歌を歌い、昼寝をし、正木さん一家が植樹している花鳥山に出かけたりした。

そして、10日の朝、私たちは宮崎へ向かった。
目的は、この春から西都市で自然農の生活を始めた大学の先輩に会いに行くことだ。
彼女は、生活の森という独自のライフスタイルを考え、築き、実践している。

今回は、宮崎、長崎、大阪をmassunとまわった。
宮崎以降の出来事はまた次回書きたいと思う。


話は変わって、11月4,5日と中野で開かれた「チャランケ祭」に行ってきた。
チャランケとは、アイヌ語で「とことん話し合う」という意味で、沖縄のうちなー語にも似た発音で同じ言葉がある。(「消えんなよぉ」てな感じの意味だそうな)

そう、「チャランケ祭」は、沖縄とアイヌのお祭りだ。

それぞれの伝統的な食べ物、音楽CDや、雑貨、書籍、写真集などの販売ブースも出るが、なにより、会場の真ん中で行われる出し物が朝からずっと続き、来た人を釘付けに、そして、自然と輪に入って踊り出してしまうような和やかで魅力的なお祭りだ。

1日目は、アイヌの大地に感謝をする儀式を見た。知らないうちに群集の輪の前の方にいたので、まわってきた濁酒を飲むことができた。インドの村で飲むタディ(やし酒)とおんなじ味がした。

2日目は、何組ものエイサーを見て、自然と自分の体も動いていた。三線や太鼓の音色、それを弾きたたく島んちゅの声。
私の祖母や祖父は父方も母方も奄美大島や福岡など、南の方の人がいることを、なぜか音色に合わせて体を揺らしている時に思い出した。なんだか嬉しかった。


「祭りは天と地を継ぐ 踊りは人と宇宙を継ぐ」
祭りとは、人が生きてゆくために、何とかかわってゆくのかを確認する場。

ちゃらんけまつりガイドBOOKより

私も、生まれた土地に根ざした祭りや、歌、踊りや伝統工芸と、身体、そして心を近づけたいと思うようになった。

それができたらきっと、盆踊りの後に月が昇ってきたあの瞬間の感覚が、あたり前になっていくような気がする。

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  1. 2006/11/08(水) 02:40:41|
  2. 旅の思ひ出
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  4. | コメント:1
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コメント

月といえば

夜遅く、実家近くの田んぼの中を歩いた時、
月が輝いていたのを思い出しました。
街灯もなく真っ暗なので、月明かりに存在感があり。
だから昔の人は、十三夜、十五夜、十六夜
などと呼んで、月を大切にしていたのだな~と
ふと考えました。

舞茶という方の講演会に少し興味があるので、
今度くわしく教えてください。では。

  1. 2006/11/10(金) 18:04:18 |
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  3. nara #-
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