ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

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大阪・釜ヶ崎


2月の終わりの5日間、大阪を歩いた。
日本の三大ドヤ街のひとつ、釜ヶ崎。
残りの山谷と寿に行くチャンスは見つけてきたけど、釜ヶ崎はまだ足を踏み入れたことがなく、話を聞いても実際行ってみないことには想像ができなかった。

1日目は神戸の友人の家に泊めてもらい、2日目は新今宮駅から新世界方面とは逆側、つまり俗に釜ヶ崎、あいりん地区と呼ばれる地域にある一泊1800円のドヤに泊まった。女性専用フロアで禁煙の部屋にしてもらったので3畳でも十分だった。
SUNPLAZA.jpg


同じフロアには子連れのお母さんもいて、3歳ぐらいの男の子が廊下を走り回っていた。
この親子はどのくらいここで生活しているんだろう。
年配のもう何年もそこで暮らしているようなおばあさんもいた。
その人たちと挨拶を交わしているうちにアパート暮らしでも始めたかのような気分になった。

それでもその階以外は単身の男の人が圧倒的で、現役の日雇い労働者もいれば、出張らしいサラリーマンもいた。
狭いエレベーターの中で多様なにおいとその人間達が出す独特な空気が入り混じっていてなんともいいようのない気分になった。
ドヤの利用者も多様化している。そして、個人個人がはっきりとした存在感を持っていた。
この人間達の存在感は、梅田や難波では感じることができないここならではのものであると感じた。

新今宮駅の周辺は、山谷よりも少し活気のある労働者達がうろうろしていた。
山谷と大きく違うところは、私をとにかくジロジロ見てきてすきあらば話しかけてくるところだ。まるでインドやバングラディシュにいるような気分だった。

姉ちゃんどこ行くんや? 俺の自転車つかうか? センター行くんか?案内したろか?  ここはお前なんかが来るところじゃねー

山谷のおっちゃんたちはみなうつむいているか、他の地域で私たちにされているように私なんぞ見えないかのようにすれ違っていく。
また、エプロン姿のヘルパーを見慣れているからか、エプロンをして歩いているとおはようと言ってくれることもある。しかし、それはただの朝の挨拶で終わる。

釜ヶ崎の場合は、その挨拶を返して目を合わせたままでいるが最後、酒や尿の臭いを漂わせながらこちらにからんでくる。
しかし、そんなおっちゃんたちとの交わりが私にとっては気持ちよく、まっすぐ目を見てなるべくありのままに話を交わした。

20060308165250.jpg


しかし、しばらく歩いていると一人でいるのに限界を感じるようになってきた。3時間以上歩き続けて疲れたのか、自分の中にあるいろんなエネルギーがそこの空気に吸いとられていくような気がした。あの感覚は忘れられない。

その日は、特別に何か催しでもあったのか、釜ヶ崎の中心部にある三角公園や西成警察署の周りがやけに活気付いていて、多くの人がなにをするでもなく酒を飲み、あちらこちらで焚き火をたき、地べたに座って飯をかっくらっている。
20060308165630.jpg



気弱になった私は、元気の出るような昼食でもとって飛田新地に行くことにした。


大阪のおっちゃんたちは威勢がいい。
山谷のおっちゃんたちにある一種の情けなさみたいなものを見せないように必死に生きているような気がした。
それでもよぉく目を凝らすと見えてくる見えてくる、寂しさ、切なさ、悲しさ、厳しさ、苦しさ、痛み・・・・・


その日は、飛田新地という遊郭街にも足を踏み入れた。20060308165427.jpg


2日目の昼からは、ふるさとの会の職員と合流し、職員研修という名の下で、支援団体の施設見学や話を聞きに行ったり、シンポジウムに足を運んだりした。

それらの話もいつか書きたいと思う。

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  1. 2006/04/19(水) 14:41:26|
  2. 旅の思ひ出
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

愛隣地区・飛田新地行ってきたんだね!!

お疲れ様?&お帰りなさい!!

感想聞かせて~。
  1. 2006/04/23(日) 20:46:30 |
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  3. tiharu #-
  4. [ 編集]

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