ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

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日常の大切さ


      Pippa’s Song 
       Robert  Browning              

  The year’s at the spring

  And day’s at the morn;           

    Morning’s at seven;            

The hill–side’s dew–pearled; 

   The lark’s on the wing;        

  The snail’s on the thorn;        

 God’s in his heaven——   

 All’s right with the world!



          春 の 朝
           上田敏訳

      時は春、 日は朝(あした)、 

     片岡(かたをか)に露みちて、

     揚雲雀(あげひばり)枝に這ひ、

      神、空に知ろしめす。
    
      すべて世は事も無し。


     
何をなすべきかを語る言葉は、果敢な言葉。
何をなすべきでないかを語る言葉は、留保の言葉。

日常がすべてであるような時代の特徴は、むしろ特徴がないこと。
何が大切か見えにくい。
坦々として、ありふれていて、何の変哲もないとしか見えない。

日々の平凡さを引き受けなければならない難しさ。
その価値は、それを失ってはじめてようやく明らかになる。

留保とは、一つの言葉は一つの意味、一つの方向しか持たないのではない、ということ。
言葉を走らせずに、立ちどまらせるのが留保。


「すべて世は事も無し」

この一行から、なにもない日常の大切さ、そして、日本人の戦後60年間、非戦60年間への想いが、こみあげるように蘇ってくるような気がします。

  
長田弘さん「私達がいる所 戦後60年から」


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  1. 2006/01/23(月) 02:28:48|
  2. kurehaの独り言
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