ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

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国産ナタネの灯


雨の日曜日ですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

昨日飲んだ日本酒が少しだけのこっているのと、
低気圧のせいでだるい体ですが、
思い出すといっきに胸のあたりが熱くなる出来事があります。


皆さんのお家では、何油を使っていますか?
ゴマ油、オリーブ油、そしてサラダ油…が一般的でしょうか。

ここで、サラダ油と言いますが、
これがどんな油かというと、

「JAS規格のある原材料(菜種、綿実、大豆、ごま、サフラワー(紅花)、
ひまわり、とうもろこし、米(米糠)及び落花生)を用い、
なおかつJAS認定工場で製造されたもの」
をいいます。

このとき、
ほぼ100%化学薬品を使っ て精製しなければ食用にはなりません。

今日話題にするのは、ナタネ油。

ナタネ油は、日本人が消費する食用油の56%を占めています。

しかし、日本で利用される菜種の約90%はカナダ産で、
カナダ産の菜種の84%が、遺伝子組み換え種であるという現実があります。
食用油には遺伝子組み換え表示の義務はありません。

国産のナタネは…というと、0.04%…。
遺伝子組み換え種を食べたくない、国産ナタネを守りたい、
という消費者と生産者、そして製油会社が支えてきました。

そんなナタネ生産者に対する助成金を、
農水省は今年産で打ち切るというのです。

国内のナタネ生産農家の収益の4割を、助成金が支えています。

助成金がなくなると、ナタネ生産者は生産をやめざるを得なくなります。

日本の農地から、菜種が消える。

国産の種を消し、
国民の生活、健康を犠牲にし、
海外の遺伝子組み換えナタネを輸入しつづける政府。

0.04%を守ってきた人々が、突然の政府の決定に、
声をあげはじめています。

「国産ナタネの灯」は、消えてしまうのでしょうか。

また一つ、私たちは、
私たちの命を支えてくれるはずのものを、
見捨てようとしています。

国産ナタネ油でつくった料理を、皆さんは食べたことがありますか?

本当にきれいな黄金色をしていて、
良い香りがします。
何度揚げ物につかっても、胃もたれしません。

一度食べてみてください。


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  1. 2008/05/25(日) 12:09:23|
  2. まっすんの寝言
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ポラヴァラム・ダムⅡ

ポラヴァラム・ダムについては、以前書いたことがある。→ポラヴァラム・ダム
ゴダヴァリ河のことも・・。


今年の旅では、実際に運河の工事が行われている場所を視てしまった。

mtk08-40.jpg
(左のずっと奥まで首を向けて)こーーーーっちのほうから



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この道を越えて、



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向こうの丘の奥の奥まで・・左右片方の運河の通り道をつくっている。


わたしたちが、その広さに圧倒されているところに、ヤギ飼いがヤギの群れとともに現れ、消えていった。mtk08-52.jpg



人は、水がなければ生きられない。

でも、その獲得の仕方に無理があってはいけない。

もちろん、プロセスの中でも結果においても、水にとって、人にとって、そのどちらとものまわりの生きものや自然にとってもだ。



こんな主張では、弱いでしょうか。


じゃあ、どうしたらいいのか具体的に聞きたくなりますか?



それは、たぶん、自分の身体の中から沸き起こる、滲み出る、染み出てくる、何かによって突き動かされる行い。


だから、ここでは言えない。言わない。


mtk08-16.jpg




彼らの毎朝・夕にかかさない沐浴が、いつまでもこのゴダヴァリで行われていてほしい。

そして、この地に来たら、わたしもこの聖なるゴダヴァリ河に身を任せる時間をもちたい。


ポラヴァラム・ダムへ

心からのお願い。
来ないでください。

あなたは、要らない。



mtk08-37.jpg



ポラヴァラム・ダムについての詳細など→MTKのHP

次回、「ホームステイ」につづく

  1. 2008/05/17(土) 20:42:54|
  2. 旅の思ひ出
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モデルコロニー

3月18日
寝台夜行列車に乗って、チェンナイからラジャムンダリ駅へ向かう

3月19日
9時30分 ラジャムンダリ駅に着く
途中の木陰でランチを食べ、ジープで3時間ほど移動

GBAG(Godavari basin action group)のひとつ、プラクルティというNGOの拠点、デビパットナムに着く

ゴダヴァリ河に沿ったこの小さな村が、この旅のベースキャンプとなる
4年前、わたしが初めてインドの地を踏みしめたときの忘れられない場所だ。

mtk08-29.jpg


3月20日
20キロ離れた「モデルコロニー」と呼ばれる政府が建てた移住民たちの暮らす村を訪れる
プラガサニパドゥ村、D・ラビランカ村、ボドグッデム村の三村から立ち退きを余儀なくされた人たちが、
赤茶けた畑も河も森もないこの土地へ、ごった混ぜにさせられていた。

あたえられた家々は、コンクリートのブロックが詰まれた簡素な灰色の箱が規則正しく並んでおり、なんともみすぼらしかった。
彼らの培ってきた家の建て方や、守り方が全く生かされない家だ。

そして、なんとも暑い。
太陽の下でこんなに暑くてへろへろになるんだから、こんなコンクリートの家の中じゃ蒸し焼きになってしまう。


村の真ん中あたりに建てられた偽の大理石で固めたような集会所に、移住したアデヴァシーが集まってくれた。
mtktour3.jpg


聞くと、彼らのほとんどがこの「モデルコロニー」には住んでいないという。

わざわざこの交流のため、自分たちの訴えを届けたいがために、10数キロ離れたもとの村から来たのだと言う。

つまり、一度は移住してきたものの、土地は岩だらけで耕せない、河の水は遠くて運べない、森もない、マンゴーややし、タマリンドウの木もない、家畜も置いてきた、家族が死んでも埋葬地もない・・・神もそれらの自然とともに在るため、祭りができない・・・

という彼らの暮らしと切り離せないたくさんの大切なものたちのため、移住前の村に帰ったのだと言う。

しかし、問題は山積していて、新しい村にしか学校はなく、最低貧困線以下の世帯への食糧供給もまた然り。
つまり、移住前の村に戻ったところで、以前と同じ暮らしができるわけではなく、子どもはずっと遠くまで学校に通うようになり、食糧確保に高い交通費をかけて移住先へと出向かないといけないということになったわけである。


今は、モデルコロニーとしてメディアにも取り上げられ(彼らの訴えはまったく報道されていない)、その名のとおり、モデルコロニーとしてこれから移住することになる村々からの視察も度々ある。

移住前の村に戻って暮らすことが、自由にできるのは、モデルコロニーに移り住むことを決めた彼らの特権でもある。

彼らが、本気で移住やその後の補償について、ダム開発自体について反対し始めたら、それはきっと強く大きな炎の火種になるだろうから。


ツアーメンバーの1人が子どもにたずねた。
「これから、どう生きていきたいですか」
mtktour2.jpg

男の子「医者になりたいです」
女の子「教師になりたいです」

・・・

彼らは、大人たちが補償に対して訴えているあいだも、きらきらした瞳で、私たちを、そして
ずっとまっすぐを、見つめていた。

あと10年したら、また彼らと会いたい。

会って、話がしたい。

「これから、どう生きていくのか、今、どう生きているのか」


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次回、「ポラヴァラム・ダムⅡ」へつづく


  1. 2008/05/16(金) 21:53:38|
  2. 旅の思ひ出
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チェンナイの空


3月17日
チェンナイは、青々とした空と、相変わらずの人と車の熱気で、もあもあと熱く、暑かった。
mtk08-38.jpg


YWCAで一眠りしたあと、列車に乗ってビーチ駅という終点の駅へ。
名前のとおり、海岸沿いの町で、魚料理の美味しい食堂があるだろうと見込んで行ってみるが、なんのことない貨物船の港。
柵が2重になっており、よそ者は入れそうにない。

太陽に照り付けられ、お腹も減ってきて足もとがふらついてきた。
これ以上探し歩いて倒れたら元も子もない!・・初日だしね。
というわけで、リキシャのおっちゃんにお薦めの店に連れて行ってもらう。
リキシャを走らせ、熱気をかき分けること、3分。

少しリッチなレストランにありがちな暗めのガラス張りで、中も暗くてクーラーが効いた白いテーブルクロスの引かれた店に案内された。
ここはうまいっ!と断言するおっちゃん。

わかったよ。
1人だったら、バナナでしのぐけど、3人だしうまいもん食べるよ。


私が頼んだのは、チキンドピアーザ(→説明 in english)。

たまねぎをじっくり煮込んでとろとろにしたカレー。

とっても辛くて、クーラーなんて関係なく、私たちは汗を流しながら水を飲んだ飲んだ。

値段も高すぎることなく、とにかく美味しかった。
今、自分たちの身体が求めている食べものは、まさしくこれで、身体に入った瞬間、どんどんエネルギーにかわっていくようだった。

最初は(自分にコネがある)高い店に連れてきたんじゃ・・と疑ったけれど、あのおっちゃん、ほんとにうまい店紹介してくれたんだなぁ・・と感謝。
と、ともに疑ったことを反省。

このあとも、何度も何度も疑っては反省を繰り返す。

私は、インド人を心底信じる気がないらしい。


とにかくほんとに美味しくて、やたらと料理を分けてくれたり、皿をもって来てくれたりと気を遣ってくれたウェイターのおっちゃんに愛想笑いとほんの少しのチップを置いて本物のビーチへ。

こんどこそ。
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この日の空は、そりゃあもうきれいで、広くって、心が解放されるようだった。
インドは広大だから、どんどん所狭しと高い建物を建てる必要はない。
都市部でもこんな風に空が広がってる。

今まで見たことがないくらいの若いカップルがたくさんいて、彼らもきれいな景色の一つ一つだった。
mtk08-02.jpg


私が、もし日本のどこかの景色の一つになれるとしたら、渋谷あたりのコンクリートジャングルで、人なんだか何なんだか分からない波に揺れている都会人になるのだろうか。

いや、そんな景色の中からは抜け出して、田んぼや畦道、河や、自然林の森の中に居ても違和のない存在になれたら・・・


気持ちいいだろうなぁ・・
mtktour08.jpg


なぁんて、思ったりしながら空をずっと眺めていた。




次回、MTKのスタディツアー本編「モデルコロニー」につづく。

  1. 2008/05/14(水) 19:29:12|
  2. 旅の思ひ出
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Together for more humanity ・・・


もうすぐ、ひとつき半。

インドで芽生えた、重く、深い覚悟の根に支えられた芽。

その芽に、日常のささやかなやさしさや、気づきによって最小限の水を与えながら、
まだどう育てるか考え込みながら、眺めている。


おととい、旅のメンバーたちと再会した。

これまでMTKとつながってきた、いろんな人たちに葉書きを出して「来てほしい」と伝え、集まったのは30人ほど。


それでも、多すぎるよりはずっといい。

来てくれたひとりひとりの言葉を、聴くことができた。


今年のツアー参加者たちの生の言葉が、思った以上に届いていて、なんだかとても嬉しく思った。

みんなそれぞれが、自分の身体と心でインドと出会い、感じたこと、考えたことを、とても素直に語ったからかもしれない。


あらためて、今年のメンバーに感謝した。


文集もそろそろ完成する。

読みたいなと思う方は、連絡ください。


私の原稿は、以下に載せたいと思う。


これから少しずつ、インドの写真と共にこの旅を綴っていこうかと思う。

日記をつけていなかったから、描写は半分想像まかせかもしれないけれど。


[Together for more humanity ・・・]の続きを読む
  1. 2008/05/12(月) 16:05:39|
  2. kurehaの独り言
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好きなこと探し

やまぶき
やまぶき色が好きです。

この時期、織座農園の家の前の坂を下ったところに、きれいなやまぶきの花が咲きます。

小学生の頃、色鉛筆で「やまぶき色」を好んでよく使っていたけど、
本当のやまぶきの色は、もっともっときれいな色でした。

こんにちは、massunです。

いつも急ですが…
伝えることに苦労していたインドの報告会が、明日あります。

なんと、kurehaと私が司会です。
(kurehaだけじゃだめですか…?)

だれがダムの水底に消えるのか?
-インド先住民族の村々を訪ねて考えたこと-
・5月10日(土) 14時~17時
・國學院大学渋谷校舎 2402教室
・資料代カンパ500円

①DVD「先住民族からの学び」、「study tour2008」上映
②ツアー参加者報告
③「アディワシーとはだれか」(楠原彰)
(順番は当日変わる可能性有)


貴重な週末のお時間を割いていただける方がいらっしゃいましたら、
ご参加いただけると嬉しいです。


さて、タイトル通り、
好きなことをさがしています。

あ、もちろん有機農業以外です。

GWにかけて織座農園に帰っていたのですが、
やっぱり農業は楽しいですね!

問題は、実家での生活です。

好きだった電車の中での読書も、満員電車を気にするようになってから、
あまり集中できなくなりました。

家で、味噌作りをしてみたり、
オーブンがないなりに、お菓子作りをしてみたり(蒸しパンやプリン)、
散歩して家々の庭や学校の花壇に咲く花を見たりして、

なんとかもっています。

実家の周辺でも畑を探したいな…なんて考えています。

でも、もう少し、東京に通っているのだから、
東京や千葉のいいところを知ってみたいと思っています。

最近の私は色んな人に「趣味は何?」「好きなことは何?」
「東京で面白い場所はない?」
と、しつこいぐらい聞いています。

私と会ったときに直接この質問をされた時には、
うっとおしがらずに、答えていただけると大変嬉しいです。


ちなみに、以下は味噌作りの時の様子です。

みそ0
米麹と塩を混ぜる

みそ一
一晩水に浸した大豆を煮る

みそ二
やわらかくなった大豆をつぶす

みそ三
つぶした大豆と米麹、塩を混ぜる

みそ四
だんごにして、混ぜて、まただんごにして、の繰り返しを4~5回
(文句を言いながら母も参加してくれました)

みそ五
空気を抜きながら樽につめていく

完成。
秋になるまで寝かせておく。

みなさんも、自分で味噌をつくってみてはいかがでしょうか?
手前味噌とは、良くいったものだなぁと思います。
食べるのが楽しみです。


  1. 2008/05/09(金) 19:07:19|
  2. まっすんの寝言
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