ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

2府2県の旅Ⅲ大阪西成編

2日目、自転車を買って水を得た魚と化した私は、まっ先に西成に向かった。

天下茶屋から西成区萩之茶屋3丁目にある通称三角公園、今宮、今でも中にいる人が酷い扱いを受けている西成署の前をぐるりとまわった。自転車だと通りすがることができ、おっちゃんたちからは風景にしか写らない。しかも、坊主だからパッと見、野郎だ。なんか、ずるい。眺めてるだけじゃないか。結局私はここでもなにもできないのか。

そんな気持ちを噛みしめつつ、宿を探した。
もう夕方の17時になっていたので、満室の看板が目立つ。
一泊1500~1600円のところを3つ回って目にとまったのが「一泊1000円大歓迎」という張り紙だ。
しかもその宿の名は「日之出」。
馴染みのある名だ。ここしかない。

茶色い7階建てほどある建物は、もうだいぶ古く、生活保護を受けてそこで暮らしている人が多いような福祉アパート化も進んでいた。
しかし、相当数ある部屋は埋まるはずもなく、よそもの・若者・ばか者の3つを背負っていて、しかも女である私を文字通り歓迎してくれた。

古く汚い玄関先にいた管理人のおじさんはいかにも大阪のおっちゃんという感じでとても明るく、私が1000円の部屋に泊まりたいと言うと、「狭いよぉ?暑いよ?いいの? ま、とりあえず見てみっか」と言って、部屋へ案内してくれた。
通された部屋は、6階の1番はしの部屋。1畳板間でテレビと扇風機とたたんだ布団が置かれていた。
初めて山谷でドヤに泊まったときは、正直狭いなぁ・・こんなとこでおっちゃんらは暮らしてるのかと思ったけれど、今の光が丘の自分の部屋が、3畳に机やら本棚やら資料が山積みで足の踏み場は1畳あるかないかという状況なので、へっちゃらだった。

女性のお風呂の時間が18時までということで、まず1階にある共同風呂に入った。もうみんな出た後でお湯も抜かれていたので広い洗い場で一人お湯を浴びた。
2泊3日の滞在の間、私は3回も風呂に入った。
汗や汚れや疲れを流すこの行為。風呂上がりはいつも人間でよかった、日本人でよかったと心から思った。

部屋は申し分なく、快適だった。管理人が出かけるとき使うといいよと外からかける鍵を貸してくれた。ここなら1畳でも1週間は居られるなと思った。

翌朝、飛田新地をサイクリングした。
また来てしまった。
ここに来るとなかなか雷が落ちてこない雷雲が胸の中に発生したように
吐き気のようなものがおそう。
しかし、朝だったため呼び込みの割烹着姿のおばちゃんを見かけることはなく、店はだいたい閉まっていた。
あぁ・・よかった。

2月に初めて訪れたときの感覚はついにブログには書けなかった。
だって、おかしくなりそうなんだもん。

私はやだ。
たとえ、生きるためとか、家族のためとかでも傷付くって。
その人が選んだ道だからとか言う人いるけど、選びたくて選んだ道だって思うんだろうか。

産業として成り立ってるからとか、需要があるからとか、歴史があるからとかそういうこと言われても全く納得がいかない。
感覚として、生理的にやなものはやなのだ。

だからどうしても、ピンクのまぶしすぎる照明を浴びた下着姿のお姉さんが座布団に座っている横で、割烹着姿のまさにおばちゃんが「よっといで」とか「こっちおいで」とか手招きしている光景を見て、このおばちゃん、まともじゃない!と思ってしまうのだ。

私がバイトしている女性宿泊所がある吉原だって商売としてはおんなじことをしているんだけど、さすがにおばちゃんは呼び込みしていない。
私の中のいろんなものが崩された場所、飛田新地。

それでも凹んでばっかりはいられないので、私はやだ!と言い続けたい。
スポンサーサイト
  1. 2006/07/15(土) 13:48:56|
  2. 旅の思ひ出
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2府2県の旅Ⅱ大阪カンテ編

もうだいぶ太陽が上のほうに来た頃、ネットカフェを出た私は、まずは腹ごしらえだ!ということで、一度行きたいと思っていたカンテ・グランデ中津本店に向かった。
なんばからは御堂筋線で北へ上がる。中津駅5番出口を出て、淀川警察署沿いの道を右に行き、JR貨物線の高架下をもぐって行くとすぐ着いた。
あぁ・・ここがウルフルズの原点か。
私が唯一結婚したいと思っていた芸能人、トータス松本をはじめ、ウルフルズのメンバー3人が働いていたチャイの美味しいレストラン。

入り口は植物園のにおいがして花もたくさん置いてあり、元々は庭を開放してつくったレストランだということがうかがえた。
さっそくメニューを開き、タンドリーチャパティという骨無しのタンドリーチキンをチャパティ(インドのクレープ型のパン)でレタスと巻くなんて洒落っ気のあるものを頼んだ。チャイは、もちろんスパイス入りのマサラチャイ。え?スパイスの入らないチャイなんてチャイじゃないですよ。

ブランチがつくられている間に店の中で売られているインドやアジア諸国の雑貨を見て回った。う~ん・・ここで荷物になるものは買えないなぁなんて唸りながら、小さなお香を買った。

運ばれてきたタンドリーチャパティには悲劇的にも私の苦手なマヨネーズが。。そして、それは少なくとも私の中のタンドリーとは一致しなかった。微塵も辛くない。ショック。

そうか、日本人はこれをタンドリーとして食べるんだな。

「チリペッパーください」

よっぽど言おうかと思ったが、やめておいた。
業務用が出てきたら恥ずかしい。
幸いにもチャパティは焼き立てでおいしかった。
いい粉を使っている感じがした。

チャイはおいしかったよ、松本さん。


そんなこんなで、カンテ・グランデでは日本の若者の中のインドを見物・体感・味わうことができた気がする。


  1. 2006/07/15(土) 12:54:43|
  2. 旅の思ひ出
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

2府2県の旅Ⅰ自転車購入編

昨日の朝、京都からの夜行バスで帰って来てしまった。
眠い目をこすって見上げたのは見慣れた新宿の高層ビル。
悲しくも私の中の当たり前の風景がそこにあった。
あぁ、私の生まれ故郷、東京。

大阪、神戸、奈良、京都。結果的に2府2県を2泊3日でまわってきた。
なんて自由で、なんてワクワクした旅だったんだろう。

相変わらず出発までの日々にあまり余裕がなかった私は、はじめに降り立った大阪・難波で旅の計画を立てた。
なんせ着いたのが6時半前だったからどこに行ったって開いてないしね。そんなとき便利なのが、漫画喫茶。改め、ネットカフェ。
えぇ、行きますとも。一人が好きな私はあの閉塞感と孤独感が堪りません。


今回の旅の主要目的は、自転車を買うこと
行く先々で言われました。「へぇ?東京からわざわざ自転車買いに来たの?なんで?どうして?」・・・あたまおかしいんじゃないの?と言わんばかりに口々と。

でもやっぱり行って良かった。
大阪の自転車撤去数は日本一。
ものすごい駐輪の数。
その中で、10台に1台いや、2台は私の欲しかった折りたたみ自転車。あぁ・・東京より確実に需要がある。と、いうことは種類も豊富。値段もお手ごろのはず!!


でも、それからが大変だった・・。何軒回ったんだろう?休みだった場所を入れたら10軒か。3つは同じ駅から歩いたけど、他のお店へは電車で移動。

そして、ついに2日目、阪急電車の中から見えたお店に走り、My自転車をゲットしたのでした!
ジャン!!


値段は中古で6800円。
1日目はなんとか5000円以内でと考えていましたが、東京よりも暑い日差しの中、歩き回っているうちにだんだんと6000円までならいいか・・7000円で間に合えば・・。なんて弱気になってしまったわけです。
でもだって、来週からの屋久島に持っていくのに今買わないでいつ買うよ?!って思うじゃないですか。

この自転車にたどり着くまでに道を教えてくれたおじさん、おばさん、お兄ちゃん、いろんな自転車事情を教えてくれたお店の方、駐輪所のおじちゃんたちに感謝。

相棒ができた私は嬉しくなり、大阪・天下茶屋、釜ヶ崎(あいりん地区)、飛田新地、なんば、奈良・西ノ京、京都・四条、三条、銀閣寺、烏丸、伏見などを走り回りました。

自転車だと陽が強くてもわりと涼しく移動できます。そして、歩いているより傍観者としてその場にいることができます。2月に釜ヶ崎に来た時よりもおっちゃんたちの視線がこちらに来ないので、ちょっと寂しくなって立ち止まったりぐるぐる回ったりもしましたが。

それにしても、天下茶屋の駅前にあるもの字焼き(焼きたてのふわっふわとろとろのどら焼き)、美味しかったなぁ。。

京都は、明日から祇園祭り。大勢の人で賑わい、鴨川沿いの景色はなんとも言いようのない風情があり、来年はあの景色の中にいたいなぁ・・なんておこがましくも思ってしまったのでした。




  1. 2006/07/15(土) 12:15:10|
  2. 旅の思ひ出
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

インターン修了報告

以前、載せますと言って載せずに1ヶ月が経とうとしています。忘れた頃にさらっとね。
6月18日の市民社会想像ファンドインターンシップ修了報告会で発表した文章をそのまま載せます。
未熟でどうしようもない文章ですが、物好きな方は読んでみてください。

写真は、修了報告会の当日に展示させてもらった写真や山谷のおっちゃんたちの創作作品です。

20060706195808.jpg

20060706195838.jpg

20060706195853.jpg

20060706195826.jpg

20060706195907.jpg

[インターン修了報告]の続きを読む
  1. 2006/07/15(土) 10:05:52|
  2. kurehaの独り言
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

特には・・・


わ~。久しぶりだな。ご無沙汰です。まっすんです。
ちょくちょく見てくれていた人、ごめんなさい。


あ、トマトとナスが成長中です↓
TS290398.jpg


ナスの成長が遅いのが気になります(左がナス)。



私も紅葉たちとヒツジの毛刈りして来ました。
紅葉がそれとつなげて自分の毛も刈ったと書いたのには笑えました。
って、別にそうじゃないと思います。なんだか皆に心配されているようで、うけます。
私にも「くれは、何で坊主にしたの?」と聞いてくる人がたくさんいます。別に、何でもないんじゃん?
と答えてるけど、それで良いんでしょうか、紅葉さん。

毛刈りの次の次の日に千葉県佐倉市にある国立歴史民族博物館に行って来ました。
縄文土器とジオラマ展示に、初対面の友達と盛り上がって、意気投合。
すっかり興奮しました。
日本を知るには一度行ってみると良い場所です。
日本って面白い!っと思える場所です。


で、その後山形に行って来ました。
日本ボランティア学会の大会に、大学仲間と参加して来ました。
山形の思い出は、友達のお母さんの優しさと、スーパーの商品の(関東との)違い。あと、砂地の農業。学会だったので、色んな良いお話を聞けましたが、私には上の3点が残っています(な~んて言ったら引率者であるうちのサークルの代表に怒られそうですが)。

土曜日、アースガーデンに行った後、紅葉の宣伝していたMTK講座にも行ってきました。すんごい良かった。

昨日は川崎に行って移住女性(主にフィリピンの人)のためのエンパワメントセンター「カラカサン」でハロハロ作って来ました。ハロハロって某コンビニの商品名と思ったら、歴としたフィリピンの食べ物なんだそうな。驚いた。
カラカサンの活動にはこれから少しずつ関わっていきたいと思っています。川崎って町にも興味を持った。噂には知っていたが、すごい町だ。

そして、今日は一日中家で過ごしました。良く寝た。

ということで、特には大きな変化はありませんが、不安を抱えつつ、進路も決まりませんがなんとかやっております。

夏休みも、こんなかんじでやっていきたいと思います。

  1. 2006/07/10(月) 23:56:23|
  2. まっすんの寝言
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

女性が世界とつながるために


MTKの連続講座「世界にひらかれた身体(からだ)になる」の第三回目が明日催される。
代々木公園で行われるEARTH GARDENに行きたいのはやまやまだが、今回のゲストにはぜひ会いたいので、朝から大森まで準備に駆けつけることにした。

《女性が世界とつながるために》
ゲスト:三砂ちづるさん 津田塾大学教員「オニババ化する女たち」著
日時: 7月8日(土)14~17時
場所: 子ども交流センター(旧大森第6小学校・こらぼ大森3,4階)

内容: 女の力、産む力、身体知についてなど
    大地に、海に、人に・・・女はつながって生きてきた。
    母から娘へと伝えられてきた身体の知恵を、今取り戻したい。
参加費:500円(資料・場所代)
参加方法:info@morinotami.netに①お名前②所属③どこで講座を知ったかを明記の上、参加希望のメールを送ってください。
といっても、明日なので、突然来ていただいてかまいません。
興味のある方はぜひ。

それでは、8日はこらぼ大森で、9日にはEARTH GARDENin代々木で会いたいと思います!

  1. 2006/07/07(金) 15:26:05|
  2. イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

毛刈り

先月末に毎度おなじみ織座農園へ羊の毛を刈りに行った。

5年間刈っていなかった季春という名の羊は名前を呼ぶとちゃんとこっちを向いて返事をする。
20060706200142.jpg

秋にこんなにもこもこだった季春はたくさんのきれいな毛を脱ぎ、すっかり小さい羊になった。
kishun.jpg



それにひきつづき、自分の毛も刈ってしまった。
20060707143756.jpg

意外と好評で助かったけれど、なんだかちょっとだけ生まれ変わったみたいで街を歩くのが新鮮だ。季春も同じような気持ちなんだろうか。

なんで坊主に?って結構聞かれるけれど、特に大した理由はない。してみたかったからだ。バングラで出会った2人の女性への憧れもありつつ・・。

そんな中、お世話になっているK原先生はこの文章を読んでなんとなく理由がわかったような気がするとおっしゃった。
ということで、やや無理やりだが、05-06合併のMTKインドへの旅文集に載せた文章をそのまま載せようと思う。
この文集には、私の他にもたくさんの参加者のことばがつづられている。先日できたばかり。
読んでみたいという方は連絡いただきたい。(⇒japanesemaple_7@hotmail.comもしくは、コメントに。)ほんとは500円で売るように言われてるけど、ヒトノカズダケを通して連絡をくれた方には私個人の負担で送ります。

ではでは私が坊主にした理由を知りたい人は読んでみて下さい・・・


[毛刈り]の続きを読む
  1. 2006/07/07(金) 15:07:12|
  2. kurehaの独り言
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。