ヒトノカズダケ

 ヒトノカズダケ・・・ 言葉があり、想いがあり、LIFESTYLEがあり、幸せがある。 日々よぎる思いを言葉にし、近くにいるようで遠い誰か、まだ知らない誰かとつながりを持てたらいいと思ってつくりました。

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お詫び



秋山 紅葉です。


このブログを読んでくださっている皆様



私は、震災・原発事故に関するブログでの情報発信を今後、自粛することに致しました。


仲間や友人たちが関西以南に避難する中、情報を集められる環境にいる自分ができることをと思い、

友人たちに向けて情報を集め発信していたのですが、

結果的に職場の皆様や、原発情報を求めてブログを開いた方々などに、不安・不快な気持ちを抱かせてしまうことになりました。


そのような皆様に対し、配慮できなかったことを非常に申し訳なく思っています。




このたびの震災で、私は知り合いが誰もいない中、水戸で被災し、夜になるまで家族とも連絡の術が無く、

水・電気が不通で食料・燃料が数日分しかなく、

この先の生活のめどが全く立たない状況で、さらに職場の施設も半壊し、

心身ともに追い込まれ、冷静な判断に欠けている不安定な状態でした。


そのような状態で、様々な情報を発信したことが、たくさんの私の大切な方々に不安・不快な想いをさせてしまったことに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。



深く、深くお詫び申し上げます。




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  1. 2011/03/20(日) 23:00:16|
  2. kurehaの独り言
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ヒノトノカズダケ・緊急ネットワーク「つながろう」vol.6


今日は、実家のある団地も地震の影響で水道工事のため1日断水です。


原発問題が長期にわたりそうな様子を見て、いつ帰れるだろうと不安になりながらも、

そろそろできることから動かないとと、練馬区に被災者受け入れの問い合わせをしています。


今日もまた、

目が覚めたら、原発被害が終息していてほしい・・1人でも救出されていてほしい・・・

そう思いながら、朝を迎えました。


さまざまな情報を閲覧していく中(手当たりしだいではなく)で、

福島第一原発の設計上の問題や、これまで問題が起こっても明らかにされなかったなどの経緯(http://s35.gunmablog.net/)

エネルギー問題の根本的な考え方のかみ合わなさ(下記の緊急会議など参照)、

などなどの情報を得ました。

福島以外の原発(上関、浜岡など)の反対の動きも活性化されています。



でも、

今、日本で暮らす1人1人が考えるべきこと、動くべきことは、そういった批判的視点でのことなのでしょうか。


自分以外の誰かや何か(自分の外にあるもの)に責任を問うことで、問題は(自分の中の問題も社会的な問題も)解決しないと私は思います。


今は、どんな人も、1つになってこの困難をうけとめることが必要だと思います。



だから、誰かの不安な気持ちを増幅させたり、逆に安心させたりすることを、私はここではしたくありません。

不安な気持ちも、安心することも、自分が自分をケアしてととのえること。


私自身が、役に立った情報をお知らせします。


11日に地震が起こってから、原発の事故を追う中で、とても複雑な、不安で不穏な、状態でいました。

そんな、自分を少し浄化しようと思えたメッセージ。


「災害時のメンタルケア」 http://juicylab.blogspot.com/2011/03/blog-post_13.html


ここでは、臨床心理士の牧野さんという方が、自分自身のメンタルサポートの具体的な方法を教えてくれています。

テレビの視聴などの情報の受け止め方など。

「私たちが落ち着いているか、不安エネルギーをまき散らしているかによって、様々なことが違ってきます。」ということにはっとさせられました。


そして「非常時に最も大切なのは、人とのコミュニケーション」と書いてあります。


落ち着いて、心の中で、大地に根を張らせ、太陽のきらきらした光を浴びてこころとからだを浄化しましょう。





もう二つ情報を。

1つ目は、今日の昼、テレビを観られる人は、
昨日お知らせした原子力資料情報室の記者会見に出ていた
元原子炉格納容器設計者の後藤政志さんが、3/17昼12:00頃からテレビ朝日ワイドスクランブルに生出演されるそうです。

ほかの学者や技術者に対して、筋の通った技術者として責任を果たしてくれるだろう説明を聞けると思います。


2つ目は、鎌仲ひとみさんと小林武史さん、キャンドルジュンさんの緊急会議の様子をまとめたもの。(3月16日)http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110316_4979.php


今回の地震、原発についてどう考えるか、勇気付けられるポジティブな話し合いです。


特に、キャンドルジュンさんの

”原発を推進した人たちを「あなたたちは間違えてた」と責めるのではなくて、「電力会社の人たちだって、辛かったでしょう?」と言いたいんです。今までは、この国に安定した電力供給を、という膨大なプレッシャーを国から与えられて、戦うような、どんどん攻め落としていくような勢いで、原発を作らなければいけなかった。それはきっと辛かったでしょう?と。もうこの地震をきっかけにシフトしようよ、今なら他業種の人が集まってくるから、情報開示してもらって一緒に考えようよ、というふうになれると、物事はあっという間に進むのではないかと思うんです。”
というコメントに脱帽しました。


自分の心をしっかりとケアしないとこんな発言はできないのではと。


小林武史さん:apbank、ミスチルの音楽プロデューサー

鎌仲ひとみさん:ドキュメンタリー映画監督、演出家。
主に NHKで医療、経済、環境をテーマにした番組を多数制作。2003年にドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。国内外で数々の賞を受賞し、全国400ヶ所で上映。2006年「六ヶ所村ラプソディー」、2010「ミツバチの羽音と地球の回転」では原発の問題に取り組んでいる。明治大学、国際基督教大学、津田塾などで非常勤講師もつとめる。

キャンドル・ジュンさん:キャンドル アーティスト
1994年よりキャンドルの制作を始める。2001年に広島で「平和の火」を灯したのを起点に、「Candle Odyssey」と称する、N.Y.のグラウンドゼロやアフガニスタンなど、争いのあった地を巡る旅に出る。広島、長崎など、毎年国内を旅し、2005年からは終戦記念日に中国チチハルにて火を灯している。六ヶ所村の活動をサポートするフリーペーパー「6ペーパー」を作成するなど、幅広く活躍している。



心穏やかに。


安らかに。


祈ります。

FH000015_convert_20100821220707.jpg







  1. 2011/03/17(木) 08:42:53|
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ヒトノカズダケ・緊急ネットワーク「つながろう」vol.4


今日3月16日の19時より、昨日お知らせした原子力資料情報室の記者会見が行われます。

現時点で、信頼できる情報発信元の1つだと私は思っています。

テレビでは放映されず、ネットでの放映です。
直前は混み合うと思われるので、早いうちから開いておくといいかと思います。


今回は、記者会見の詳細と共に、そのほかの重要な情報も載せますので、読んでください。


みなさんが持っている情報も随時送ってくださると心強いです。
コメントに載せていただけると共有できるのありがたいです。

よろしくお願いします。





<読んでもらいたい情報>

「福島原発の危機について私たちは考えます」
原子力資料情報室からのメッセージ
http://cnic.jp/files/earthquake20110311/CNICstatement20110315.pdf


福島原発についての情報をまとめたもの
http://cnic.jp/modules/fukushimaNPP/



原子力資料情報室の会見
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi5




<記者会見の詳細>

3/16(第6回)福島原発に関する記者会見
Press conference with English interpreting

http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

日時:2011年3月16日19:00-20:00
Time: 2011 Mar 16 19:00 - 20:00 (Japan time)

記者会見会場:日本外国特派員協会
Place: The Foreign Correspondents’Club of Japan
http://www.fccj.or.jp/aboutus/map

発言(予定):
小倉 志郎(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える技術者・科学者の会)
上澤 千尋(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)
後藤 政志(東芝・元原子炉格納容器設計者、博士(工学))
崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士、現高木学校)


共催:柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える技術者・科学者の会、原子力資料情報室

★Ustream中継で記者会見をご覧いただけます:
★broadcast live on the following link:
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

<そのほか情報>
「破局は避けられるかー 福島原発事故の真相」広瀬隆
http://diamond.jp/



「被災者の役に立ちたい若者たちへ」
http://chodo.posterous.com/45938410



  1. 2011/03/16(水) 16:30:20|
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ヒトノカズダケ・緊急ネットーワーク 「つながろう」vol.1


いつもやらないのに、風向きのニュースばかりですね。
詳細は語りませんが、メッセージです。
読み取りましょう。


田中優さんのブログの情報を共有したいと思います。

田中優の“持続する志”

田中優さんについて
環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。
現在「未来バンク事業組合」 理事長、「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「ap bank」監事、「一般社団 天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院、大東文化大学の非常勤講師。などなど。

携帯などでリンクに飛べず、内容が読めない人は次項へ

[ヒトノカズダケ・緊急ネットーワーク 「つながろう」vol.1]の続きを読む
  1. 2011/03/15(火) 14:37:31|
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原発によって生きるということ死ぬということ


今日、被災した患者さんを家族の元に帰すため、北茨城に行きました。
すぐそこが福島です。

北茨城の津波の状況も見てきました。
今までに見たことのない日本の景色でした。

息をのみます。
計画停電がどうとか、そういうことを話題にしている場合ではありません。


恩師から送られてきたメールを転送します。

これを見て、どうしたらいいのか、何が出来るのか、自分だけのためではなく、これからのこの国に生きるすべての命にとって何が出来るのかー?
一緒に考えたいです。

今、原発のニュースをどのように見ていますか?

計画停電や義援金は、他人事だから出来ること。

当事者として考えませんか?

原発の消費者として

この国で生きる一人の人として。


紅葉




==以下、転載==


OurPlanetTVの白石です。

昨晩、JVJAのメンバーと電話がつながり、
スカイプで、現地の様子を語ってもらいました。

急にやることを決めたので、非常に音声と映像が悪いのですが
重要な内容なのでぜひご覧ください。

<転送/転載可>
=================================================
最新動画【原発事故】
計器メーター振り切れ、放射線測定不能(14分)
================================================

スカイプ報告:森住卓/広河隆一(ビデオあり)
動画URL:http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/865
掲載日時:2011-03-14 03:35:34

フリーのフォトジャーナリストなどでつくる「日本ビジュアル
ジャーナリスト協会(JVJA)」のメンバー5人と雑誌「DAYS JAPAN

編集長の広河隆一さんは13日、福島第一原発付近の放射線量を
計測
したところ、携帯していた計器のメーターが振り切れ、計測不

だったことが明らかとなった。

福島原発の取材のため、この日、双葉町に入ったのは、フォト
ジャーナリストの山本宗輔さん、森住卓さん、野田雅也さん、
豊田直己さん、綿井健陽さん、広河隆一さんの6人。
前日に郡山に入り、13日、既に避難地域となっている双葉町に
入った。

午前10時20分時双葉町役場玄関付近で放射線を計測。すべての
測定器が振り切れた。更に午前10時30分頃 双葉町厚生病院玄
関前で
計測したところ、ここでも、すべての計測器が振りきれたとい
う。

使用した計器は「BEIGER COUNTR DZX2(上限は1000マイクロシ
ーベルト/時)」
と「VICTOREEN 209-SI(上限は10ミリレントゲン/時以上)
」及び
「MYRate PRD-10/1(上限は9.9マイクロシーベルト/時))の
3台。
上限を超えているため、正しい値を確認することはできなかっ
た。

原子力問題のスペシャリストでもある広河隆一さんによると、
2月末の
チェルノブイリ原発取材で、事故炉から200メートル付近で
計測した値は
4ミリレントゲン。事故炉から4キロ離れた、プリピャチ市で
計測した値は
0,4ミリレントゲンで、いずれも今回の計測が上回っており
、非常に高い
水準にあるという。

しかし、取材の途中、役場などで避難していないと思われる住
民と遭遇。
また帰路の国道288号線でも、多くの住民が双葉町の自宅に
戻っているところ

目撃したという。ほとんど住民が双葉町の高汚染について知ら
ず、植物に
水やりをしたり、服を取りに帰る途中だった。中には子どもを
乗せた車もあった

取材班が車を止め、長時間の滞在は危険であることを知らせた

半径二〇キロ圏内立ち入り禁止の表示も、検問もなかったとい
う。

広河さんは、余計な被ばくを広げないためにも、政府がきちん
と情報提要すべき

と話している。

※音声も映像も非常に不十分な状態であることをお詫びいたし
ます。このリポー
トは毎日継続する予定です。

YouTubeにもアップしていますので、ブログ等に貼り付け可能
です。
◆動画URL


http://www.youtube.com/watch?v=IqqLU4q1dBg
◆貼付けコード
height="390"
src="http://www.youtube.com/embed/IqqLU4q1dBg"
frameborder="0"
allowfullscreen>


******************************************
白石 草 Hajime Shiraishi
NPO法人OurPlanetTV
千代田区猿楽町2-2-3NSビル202
tel:03-3296-2720 fax:03-3296-2730
shiraishi@ourplanet-tv.org


http://www.ourplanet-tv.org
Skype ID&Twitter ID hamemen
*******************************************



On 2011/03/14, at 6:16, globalwatch wrote:

>
> 先ほどお伝えした JVJA DAYSJAPAN の測定値の公表ですが、
これによって、現
地の放射能汚染が深刻であることが分かりました。
> 福島原発周辺の避難した地域の地域ごとの詳細なモノタリン
グを国に実施させ
るか、市民団体でなんとかそうした放射能分布図を作成するの
は、急務ですね。
> 今後起こりうる被曝による病気が多発する可能性が大ですし
、今後の病理学的
研究にも役立つはずです。
> またこの地域の立ち入り禁止体制を国がきちんと取らねばい
けませんね。

→PARCメーリングリストについての一般的な情報:
http://list.jca.apc.org/manage/listinfo/parcml
  1. 2011/03/15(火) 00:04:47|
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可塑性


おとといの日曜、24節季での啓蟄を迎えました。


今日はみぞれや雪が降っていますが、昨日は確かに虫がお茶畑の上を群れをなして飛んでいました。

春はすぐそこまで来ています。

昨日も職場の玄関の梅の花がそっと咲いていました。



啓蟄の一つ前、雨水にあたる2011年2月19日、私と一緒に暮らすパートナーとの一つの節目を迎えました。


啓蟄は、大地があたたまり、冬眠していた虫たちが這い出してくる頃。

雨水は、雪が融けて蒸発し、雨になって大地を潤し、新しい芽が出てくる頃。


これからも、季節を感じながら、1つ1つのかかわりを大事にしながら、日々を暮らしていきたいです。




写真は、季節を遡ります。

冬から秋へ。

先月はじめ、白無垢を着ましたが、古い写真屋さんにお願いして大判カメラで昭和風に撮ってもらったため、まだ出来上がっていません。

待っているこの時間を楽しめることが、フィルムで撮る最大の楽しみのような気がします。




文章は、最近つづった日記から。

写真との関連は、ないようであります。多分。


seimasu
「大学の友人たちと。インドネシアに旅立つ友人の送別旅行 in 那須塩原」





再生

ゆっくりと じょじょに


人間は、生まれてきて人間になるプロセスの中で、知らず知らずに内なる自己の死と再生を繰り返している。

さらには、成熟へと、意識的な死と再生のプロセスを、ゆっくりと じょじょに 経ていくことを体感する。


私が家だったら、できる限り多様な方角の出窓を設けたい。

私が樹木だったら、できる限り多様な動植物の棲みかになりたい。


そんな想像をしながら、ゆっくりと じょじょに 人間として再生する。





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「ミラまでの路より」



学生の頃、恩師から授けてもらった言葉に

人間の本質は他者との関係性の中にある

というものがあった。



リュタン
「大子のりんご園」



茨城の山間地域で過ごしているうちに、この「他者」とは、

ヒト だけではないぞと感じ始めた。


虫や鳥、牛やカエル、犬、鶏、木、草花、落ち葉、海、土、火・・・

呼吸をしたり、光合成するものに限らず、

ものさえも、他者として捉える。


ノートやペン、PCや靴、衣服など身にまとうもの、家・・・

目に見えて触れられるもの以外にも、とにかく諸々、

自分以外のすべて―

もしかしたら自分さえも・・・・・





FH010016_convert_20110125111729.jpg
「ミラ会の木登り」




そう思ったとき、


どう生きるかー? という問いに、


膨大な1つ1つとのつながりを感じ、今、この瞬間 を尊ぶことができる。



自分の中に、数えきれない生命を感じるのと共に、

自分というもの自体が、散り散りになってあらゆる方向へと還っていくのを感じる。



時に、こんな海や空を浮遊している。



これからも、世界の、自身の、関係性の、可塑性を信じながら、感じながら、


共に生きられることに感謝を。






  1. 2011/03/07(月) 17:01:52|
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好きな雑誌のこと


お気に入りの雑誌は、ありますか?

私はあります。


テレビや新聞、インターネットでも簡単には得にくい情報が、雑誌や同人誌には細かく載っていておもしろいです。
コンビニでは売っていないけれど、取り寄せてでも読みたい、本棚に置いておいて気が向いたときに何度も読みたい・・そういう雑誌が私にはあります。

いくつかある中でも、

ユーラシア旅行社の「風の旅人

アジア太平洋資料センターの「オルタ

フォトジャーナリストの広河隆一氏責任編集の「DAYS JAPAN

は、おすすめです。


そして、今日話をしようと思っているのは、路上でしか買うことの出来ないTHE BIG ISSUE

日本では、「ビッグイシュー」。

知らない人もいると思うので、少し紹介させていただきます。


ビッグイシューは、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として、1991年にロンドンで始まりました。

雑誌を販売できる人は、現在ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人。

最初、販売者は、雑誌を10冊無料で受け取り、その売り上げ3000円を元手に、
以後は140円で仕入れ、300円で販売し、
160円を彼らの収入とします。

販売者全員が行動規範に同意し、顔写真入りの販売者番号の入ったIDを身につけて雑誌を販売しています。

byビッグイシュー


ビッグイシューは、札幌、仙台、千葉、東京、横浜、埼玉、名古屋、金沢、京都、大阪、神戸、広島、福岡、鹿児島で販売しているようです。

茨城の水戸でも販売しないかなあ・・と複雑な想い。


私は、東京に行ったときに、お茶の水、渋谷、池袋、新宿などで購入しています。

(ちなみに、東京ではほかに、東京、恵比寿、五反田、品川、田町、高田馬場、目白、大塚、駒込、秋葉原,有楽町、御徒町、錦糸町、浅草橋、水道橋、飯田橋、市ヶ谷、四谷、信濃町、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、三鷹、武蔵小金井、国分寺、国立、立川、八王子、早稲田、表参道、神保町、京橋、日本橋、虎ノ門、赤坂見附、本郷3丁目、新宿3丁目、岩本町、曙橋、二子玉川、大泉学園、練馬、田無、府中、明大前、笹塚、代々木八幡、人形町の各駅前で販売されています。近くを通った際は、探してみてくださいね。)


内容は、多様で、毎号飽きさせません。

今年私が購入したものの中の特集を挙げると、

”社会とアート”、

”遅れた警告 携帯電話の電磁波リスク”、

”身体をめぐる冒険”、

”不思議のきのこ”、

”市民による地域医療再生”

などがあります。


特集以外でも、障害やフェアトレード等の国際的な話題、アートや自然科学など、様々なコラムが書かれています。

特に好きなのは、東田直樹さんの「自閉症の僕が 生きていく風景」。

映画のレビューと”テレビうらおもて”というコラムも毎号楽しみ。



そんなビッグイシューを、このあいだ日帰りで渋谷の展示会に出掛けたときに渋谷の東横のれん街前で3冊購入しました。


帰りのバスに乗れるか乗れないかで、少し急いでいたので、話し込むことは出来なかったのですが、「あれ?なんだかいつもと違うな」と思いながら、お金を払い、雑誌を受け取りました。


首を傾げながら、JRの駅構内に入っていって気づきました。

あ、ビニールのカバーに入ってる。

今までの販売者さんで、カバーをつけて売っている人はいなかったので、彼の工夫なのかなと思って高速バスに乗り込みました。


さて、バスの中で読み物をしても酔うことのない私は、ボン・ジョヴィが飾った表紙をめくりました。


すると、A3を二つ折りにした白い紙が中に。

お~!!なんだなんだ?

「ホームレスのおっちゃんの溜め息」?!

なになに?

縦書きでびっしりと物語が綴られています。


読んでいくと、なくしてしまった携帯電話を探しながら、アルミ缶集めをしたり、ビッグイシューを販売したり、日雇い労働をしているホームレスのおっちゃんたちと出会っていく主人公の物語。

ホームレスの生活の細部を描きながら、次が気になる終わり方が見事。

最後に書かれた”おっちゃんの一言”に、サッカークラブで何日はお休みなどと書いてあります。

そうか、この人はホームレスサッカーのクラブに入ってるんだな~。

アクティブだな~・・。


話が少し脱線しますが、ホームレスワールドカップを知っていますか?

ホームレスの人のみが選手として参加できるミニサッカーの世界大会で、2006年はケープタウン(南アフリカ)、2009年にはミラノで開催されました。

 ボールさえあればどこでもできるサッカーは貧富や年齢、人種に関係なく人をつなぐことができる最高のツール。
世界に共通する貧困という問題や人間の可能性について世界中に人々に考えてもらい、同時に貧困状態にある人たちに楽しみや喜び、希望を感じるきっかけをつくるためにホームレス・ワールドカップは生まれました。
by ホームレス・ワールドカップ公式HP

自立を応援するために、出場できるのは1度だけ。

このホームレスワールドカップのドキュメンタリーもいつかミラで観たいと思っています。



話は戻って・・、この「ホームレスのおっちゃんの溜め息」の作者の販売者さんは、今月中に住むところが決まるみたいです。

ぜひ、今月、渋谷に行くことのある方は、東横のれん街前でキャップを被って販売しているこの方を訪ねてみてくださいね。


ちなみに、12月15日発売の次回号のスペシャルインタビューは、ダライ・ラマです。

お楽しみに!



※ ホームレスワールドカップについて、記載事項に誤りがあったので訂正しました。
  お詫び申し上げます。(12月21日 0時17分)



  1. 2010/12/13(月) 16:02:27|
  2. kurehaの独り言
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